中年の危機 Midlifecrisis’s diary

中年の危機についての解説や対処方を紹介

「中年の危機」になったかもしれない

 「中年の危機(Midlife Crisis)」とは30代後半から40代における、いわゆる中年が突然いまの人生に疑問を感じて、いきなり「迷える子羊」になってしまう症状である。

 この「迷える子羊」は迷いすぎて、なにかが振り切れた場合これまで我慢していたことを突然始めたり(愛人を作る、スポーツカーを買うなど)、悩んで失踪してしまったりとか目に見える行動にでることがある。

 良識のある人がこのような症状に陥るからこそ「中年の危機」と言われる。

 とにかく先行きが不透明となって、自分探しが必要となりこれまでの自分の正当性を認めることに自信がなくなったりなど精神的にかなり不安定になる。診療内科に通うのもこの世代が多いかもしれない。

 広義の解釈として捉えるとこのあたりの年齢だとかなりの確率で発症するらしいが、あるアンケートによると中年の危機の認知度は10%もないとのことである。

 とにかく突然発症するし、この精神的な不安定な状態を「中年の危機」と理解するまで時間がかかったこともあり自分自身はかなり困惑した。というか今もしている。

 自分の人生を見直すきっかけではあると思っているが、この精神的な不安定な状態をできるだけ早く認識したかったというのが正直な思いである。

 当事者になる可能性があることが分かっていれば『危機』になる前に回避したり、状態を改善できるかもしれない。

 「中年の危機」は予測不能な事象ではなく、罹患者も多く、研究も多いので傾向を整理していけば、罹患可能性のある人を事前に特定することが可能ではないだろうか。

少なくとも罹患可能性があることを事前に理解していれば、「中年の危機」による精神的ダメージを大きく軽減させることができるはずだ。

 

 中年期は仕事、お金、子供、親、友人等状況が大きく変化する時期でもあり、とにかくストレスフルの状況が継続する。これらのストレスが原因で「中年の危機」が発症すると思われるが、人生においてこの色々なことが立て続けに起きている、まさにこの時が人生を振り返るきっかけであり、この時に人生を大きく変える、立て直すことができる最適なタイミングであると思っている。

 この「中年の危機」を今後の人生を見直すきっかけ、人生の方向を修正するよい機会と捉えて、色々考えてみたい。

 

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スーパーカーが好きです