中年の危機 Midlifecrisis’s diary

中年の危機についての解説や対処方を紹介

カリスマ経営者の行方

カリスマ経営者、現時点では容疑者のカルロス・ゴーンさんは逮捕後、現在では東京拘置所に留置されているらしい。

東京の葛飾区小菅で下町の方であるが、Wikiでみるとかなり立派な建物である。

収容人数3010人で刑事被告人を収容する施設では日本最大級とのこと。3000人とはなかなかの人数である。

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これまで国内外の高級な建物に囲まれていた人間が一転して狭い拘置所に閉じ込められるというのはどのような心境なのだろうか。

長らく日産・ルノーの頂点に君臨していた絶対権力者はおそらく20代から強烈な個性と仕事力で瞬く間に経営者に駆け上ったのであろうが、その中でのそれなりの苦労があったと思われる。

子供の頃極貧であったり、親がいない、ハンデキャップがある等の苦労をしていた人が成り上がるというのはよく聞く。逆境を跳ね返すため過去をばねに立身出世した人間であれば、現在の苦境においても、いずれ逆転できると自分を信じて耐えることができるのかもしれない。

トランプ大統領ホリエモンなど何度も究極の苦境に立たされた人たちがいる。その後ほどなくして見事返り咲いて活躍している人たちがいる。彼らは自身を信じる強固な心を保有しているのだろうか。葛藤はあるのだろうが、自分を信じて前進していく姿勢はは鍛錬して身に着けられるものなのだろうか?先天的に身に備わっている能力なのであろうか?

弱者の視点に立てば、努力して鍛錬すれば成功できる、と望みを見せてくれるかもしれない。アインシュタインのように99%の努力をすれば成功できると言ってくれるが、実際には違う。成功する人間はどのような環境であっても成功する。

ただし、その成功した人間とその周りの人間は幸せであったかどうかは別の話である。自分は自分も幸せでありたいし、周りの人間も幸せにしたいし、幸せであって欲しい。