中年の危機 Midlifecrisis’s diary

中年の危機についての解説や対処方を紹介

サラリーマン 新年挨拶の巻  

今週初めの話になるが7日の仕事初めが多いようで普段は関係者が殆どのうちのビルヂングは、挨拶に訪れるサラリーマンおじさん達で賑わった。

通常は9時までエレベーター前がごった返すが、7日は9時以降、エレベーター前がごちゃごちゃしていた。

しかも挨拶だけなのに上から下までぞろぞろと沢山来ている。エレベーターが10人くらいが上限なのにとにかく一緒に乗ってあいさつに行かなければならないので、ぐりぐり乗ってくる。

どのくらいの規模の会社か不明であるが、トップは専務とか取締役か?担当事業部長、営業部長、課長、グループ長、係長、主任、担当とこれだけで8人いる。

そんなに必要?と思うし、立ち話で済めばいいが、どっか応接室に通してもらっても話をするのはトップの一人か二人くらい。

とにかく日本式格式高い、挨拶に来ました!という既成事実が必要なのである。

 

まあ行くほうも行くほうだが、来られた方も毎年くるし、こなければさみしくなるし、業務に問題があったのか不安になるのでしょう。

 

これが大手の最終製品を作っているメーカーとなると、賀詞交歓会なる新年挨拶会が開催される。これも会社によって異なるが、社内の会議室を貸し切って業者をまとめて呼んでそこで全部終わらせてしまおうというものである。

当然、大手メーカーなので業者の数も相当なものでかなりの人数が集まることになる。

メーカー購買、調達の関係者も集まって業者も川上から川下までいろいろ集まってくる。

ここで面白いのが、お客様であるメーカーの人への挨拶の行列である。

業者が一斉に集まるので、メーカーはとにかく来ましたアピールが必要なのであるが、限られた時間の中で「誰に」「どれだけ」記憶に残せるかが課題。

当然、メーカーサイドの役員や工場長、購買部長が人気になり、我さきもと言って挨拶に向かうため「行列」になる。

この行列の長さは通常では「位」の高い順に長くなるが、意外と「位」が低くても行列が長くなる人がいる。

これこそ人望だと思うのである。位が高くないということは社内外の影響力は少ないはずであるがそれにも関わらず人気があるのである。

逆に「位」が高くても行列にならない人がいる。仕事ができないか、仕事ができたとしても人として問題があるか・・・。とにかくこういう気の毒であるが、状況をみて自分の行いを振り返って反省するいい機会である。

まあそんなことを感じるならもっと前に改善しているだろうが・・。