読書療法 読書で精神安定
海外の精神科医のカウンセリングでは、飲み薬の処方だけでなく、その人にあった「本」を紹介して改善を促す事もあるようだ。
本のタイトルが気になるが疑問がある。
本は内容や読み手によっては受け取るメッセージが一定ではないと思っている。テレビや映画でさえ人によって解釈が異なるのに、文字だけの本の場合は圧倒的に情報量が少ないからだ。
そもそも読書による精神的影響を測定する事は難しいし、定量的な臨床試験も必要になるはず。
それにもかかわらず書籍処方が受け入れられているのは、薬による副作用を気にする人が一定数いると言うこのなのかもしれないが、 それだけの理由ではないようだ。
本の内容に寄るが、活字を追って自分の中に取り込んでいくことで、落ち着くということらしい。
簡単なので試してみてが、これがなかなか「効いた!」のである。
読んでみた本はビジネス系の自己啓発本であるが、これまでの悩みが薄らぎながら、なんとなく勇気を
貰った感じがしたのである。しかも読んだのは、ほんの数ページである。
読んだ本がよかったのかかもしれないが、数回試したが、ほとんどの場合、これは効いた。
理由はよく分からないが、スマホをいじったり、ネットサーフするよりよっぽどいい。
小難しい本ではよくないと思うし、前向きで勇気のもらえそうな自分の読みたい本がよいと思う。
雑誌ではなく、活字本がよいと思う。
この読書療法、日本ではないのだろうか?精神科医の治療についてはよく分からないし、
海外ほどカウンセリングが普及していないので、適用される場面が少ないのかもしれないが、有効な方法である。
ネットで楽な情報だけを流し読みのように取り入れるより本を読んで理論的に頭に入れた方が良いようだ。