中年の危機 Midlifecrisis’s diary

中年の危機についての解説や対処方を紹介

嫌われる勇気なんて持てない

  アドラー先生の素晴らしい考え方は理解できる。子供への接し方や自分自身の普段の生活の取り組みに参考になる事もある。
   考え方、発想の転換をして難しく考えたり悩んでいることを簡単に前向きに捉える。
   自分の生活に取り入れて活用すべきヒントがたくさんありそうである。


   しかし当該書籍の書名のように断定的な表現しているものは前から違和感を感じていた。「何々しなさい」とかの命令系タイトルの書籍に近い。
   そもそもそういう風に強く生きられないから悩んでいるのに、自分の考え方を変えることは簡単ではないし、すぐに強くなれない。


   これまで自信がない中で嫌われないように嫌われないように頑張って気を使ってやってきたのである。


   嫌われてもいいということでは無いと思うが「なりたい自分」と「なれる自分」には大きな溝が存在している。 

  その溝を少しずつ埋めていくか、妥協するか。もしくは得意分野を伸ばしていく「なれる自分」に力を注ぐか。

   自分自身をよく見つめ直す事が大事である。