中年の危機 Midlifecrisis’s diary

中年の危機についての解説や対処方を紹介

リセット症候群 突然放り出してしまう人たち

リセット症候群とは何かに打ち込んで頑張っていた人がある日突然やめてしまったり、バイトなどをしている人が突然バイトに来なくなったり、これまでの人間関係を前触れもなく断ち切ることなどを言うそうです。おそらく若者に多い現象だと思われます。

そもそも人間関係が上手でない、面倒くさい、疲れると言う事に起因するので自分も当てはまる事がありそうです。

家族とは違い、友人、職場同僚は何かしらの利害関係で繋がっているのであってその関係を継続させるのはかなり労力を使うのだと思っています。

昔はいまほどリセット症候群のような若者がいなかったと思われますが、社会構造の変化からこういう人間関係に起因する障害的な症状がおこりはじめているのでしょうね。

若者が都会に出てきて一人暮らしを始めて自立をすると、これまでの生活との違い、変化についていけず少しずつ心に負担がかかるのでしょう。

精神疾患の一つで個別には原因が異なるのでしょうけど、孤独でいることが共通する根底にあるものかと思います。

とにかく世知がない世の中になってきて色んな所に余裕がなくなってくるとストレスもたまり、こんな症状が出てくるのでしょうか。

そんな傾向だと中年の危機も昔から比較すると増えているのではないでしょうか。

 

 

「引きこもり」とは症状が違いますが似たような背景はあるような気がします。リセット症候群の人と付き合っている人にとっては、ある日突然消えてしまったり、いきなり腑抜けのようになってしまうため「自分勝手なやつだ!!!」と一方的に思ってしまうものですが、その当事者の目線に立ってみるとそこにはいろいろな原人間関係におけるリセット症候群になりやすい人の傾向として「人と付き合うと人の悪い所ばかりが見えてしまう」という性格があるようです。そういう人は付き合えば付き合うほどドンドンと嫌な気持ちがたまっていきある日突然それが爆発して目の前から消えてしまうわけで、本人からすれば「あいつが悪いからおれはやめるしかないんだ」という被害者意識しかないと言えます。

突然燃え尽きてしまう型のリセット症候群では過去に「頑張ったけれども結局ダメだった」というトラウマのようなものがある人が多く、「自分を信じ切れない」ことが原因にあるのですが深く理由を調べてみると相当に深刻だったりもします。ただ最近は人間関係が希薄になったり引きこもりになったりできる経済的な余裕もあったりするため、リセット症候群の傾向がある人が気軽にリセットできてしまい徐々に社会問題のようになりつつあると言えます。


因があるようです。