中年の危機 Midlifecrisis’s diary

中年の危機についての解説や対処方を紹介

サラリーマ何に縛られてどこまで我慢しなければならないのか? 対価は給料。

サラリーマンとしての仕事を少しでも好きでなければ、かなりの部分を果てしない期間我慢し続けなければならない。

自分の時間と体力、知力、気力、精神を会社という得体のない器に捧げて、対価として給料を貰うのである。

これが現代社会のサラリーマンの宿命である。

「自分はそんなことはない、自分の生きがいと働きがいを両立させて仕事を楽しんでいる!」という奇特な輩もいるとは思うが、しょせんは会社に属しており、自分の時間さえ自由にならない現在の新奴隷制度に組み込まれている。

 

会社に身も心も捧げると言うのは過去の話ではない。今も正に会社という存在に見えない鎖で縛られてほとんどの人が働いている。

一体何に縛られているのか不思議だが、真面目に会社に尽くすというのは一言で言うと国民性なのだろうか。島国日本の中で生きていくためには周りの目を気にしながら、自分勝手な行動を慎みながら出る杭にならないようにひたすら集団と同じ行動をとる必要があるのである。

 

どこかの会社はこれを逆手に取って、仕事だからといって早朝に出勤させて、その分早く帰社させている。

一見、合理的で会社も従業員もwinwinのような気がするが、早起きができない低血圧の人間にとってはかなりきつい。

考え方としては面白いが、これは勤勉な日本人の国民性をよく理解した上での、奴隷である従業員に文句を言わせないとても良いアイディアである。早起きが苦にならない人にとってはだが。